日本は世界のウニ消費の8割を占めます。 そこで海外のウニ漁は、日本に焦点を当てて行われています。
フランスは世界二位のウニ消費国で、年間1,000トンにものぼります。 チリ、ニュージーランド、フィリピンでも消費されています。
韓国ではムラサキウニ、バフンウニ、アカウニ、 エゾバフンウニの4種が商業捕獲されており、そのうち40パーセントは日本に輸出されています。 ちなみにアカウニは、済州島でわずかに収穫されているにすぎません。
チリではチリウニの種苗生産が国の勧業、復興省の外郭団体である漁業振興研究所(IFOP)を中心に行われております。 殻径5ミリの種苗を、年間400万個生産しています。 ちなみにチリウニが、世界のウニ漁獲量の半分以上を占めています。