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キャッチ結合組織

キャッチ結合組織

キャッチ結合組織とは

キャッチ結合組織は、棘皮動物にしか存在していません。 固くすると棘(トゲ)は動かなくなり、解くと動くようになります。 キャッチ結合組織(固さの変わる結合組織)の「キャッチ」とは、掛け金を指し、この機構の詳しい事は、まだ解明されていません。

ウニとキャッチ結合組織

ウニの棘の根元の関節部は、ボールジョイント状になっています。 360度、どの方向にも倒すことができ、関節をとりまく二層の組織(筋肉とキャッチ結合組織)がトゲと殻(カラ)をつないでいます。

ウニがトゲを動かす時は、まずキャッチ結合組織を柔らかくします。 すると関節が動くようになり、トゲは筋肉の縮んだ方向に倒れます。 ウニの工夫は、トゲを折り畳み式にしたところで、 トゲがあれば、捕食者からすると邪魔になりウニ本体にたどり着けず、体を大きくする方法としても優れています。

※本川 達雄著『ゾウの時間ネズミの時間』より


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