ウニのシーズンも終わりに近づくと、図のような個体が見られるようになります。 口の反対側から放精します。 このようになると身が苦味を帯びてくるようになるため、ウニ漁はお休みとなります。
ウニのシーズンオフはすなわち、産卵期ということになります。 ちなみにアカウニでは夏の水温ピークを過ぎた九月ころ、 バフンウニではもう少し涼しくなった10月頃から配偶子形成が始まります。
産卵されたウニは2年ほどで写真のような大きさに成長します(殻径3センチ)。 この大きさではまだ漁をすることができないので、大きくなるまでもう2年ほど待ちます。