肥料や盛り小鉢、さらに海釣りの撒き餌に
雲丹殻は別名「雲丹壷」とも呼ばれ、窒素やリンが含まれているため、畑に撒かれ肥料となることもあります。 海岸線に広がる畑には、雲丹漁のジーズン中は必ずと言ってよい程ウニ殻が撒かれている光景を目にすることができます。
その他殻を割らずにきれいに中身を取り出して、料亭での盛り鉢につかわれたり、さらには、釣人(イシダイ師の方等) が使われる「撒き餌」にも非常に重宝されております。 ちなみにウニは殻だけになっても、海中で数日間は動き回ることができます。
日本では縄文時代の貝塚から海栗の殻がみつかっており、少なくとも数千年前には日常的に食べられていたようです。
沿岸の畑には大抵撒かれています。