ウニを水揚げすると、その日のうちに製品化してしまいます。
生うにでは身の割り出しからパック詰めまで、 塩うにでは塩ふりから瓶詰めまでの作業を行います。
水揚げ当日中に作業を終えることで、保存料を使用しなくても、 日持ちのする製品ができます。 一連の作業は、 翌朝まで及ぶことも少なくありません。
小林商店は長崎県各地、九州の主要な産地のウニは全て取り扱ってまいりました。
そこで当店が達した結論は、「ウニの風味は、獲れる海域やエサで大きく異なる」というものでした。
中でも、長崎県平戸産のウニは、当店の目指す味に最も相応しいものだということがわかりました。 これからも九州産、中でも長崎平戸産にこだわり続けます。
塩は平戸産を主として、当店独自のブレンドを行い、複雑な風味を引き出します。
塩加減は、ウニの種類や時期、品質により脂の乗り具合が違いますのでその都度調整し、 安定した風味を目指します。 ウニと塩の原産地を合わせることにより、塩ウニにエレガントな風味が生まれます。
小林商店の製品は添加物を使用せずに造ります。
ウニにつきものであるアルコールや他添加物、保存料を一切使用せず、 素材の持つ風味を熟練の技で最大限に活かします。 いつもはじめに、素材があります。