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なまことは海のきゅうり

□マナマコ科 Japanese common sea cucumber(英)

ナマコは日本各地で見られ、体長は20〜30cm、太さ5〜6cmになります。 ヒトデやウニの仲間で、アオコ型、アカコ型があり、日本近海で年間6000t程水揚されています。

ナマコの口

赤ナマコは外海の岩場に生息しており、青ナマコ、黒ナマコは主に内湾の砂泥に生息しています。 エサは海中のプランクトンで、 海底の砂や泥ごとそのまま飲み込みます(デトライタス食性)。 又、体にイボ状の突起があることから英語名では海のきゅうり(Sea Cucumber)と呼ばれています。

冬は活動的ですが、夏になると冬眠ならぬ夏眠をとります。 産卵期は3〜9月。 一年で体長6cm程度に成長する。  ナマコに刺激を与えると、内臓を吐き出す習性がありますが、半年ぐらいすると、また内蔵は再生します。

青ナマコ

古くはナマコを吸い物にして食べていましたが、近代はナマコを切り、三杯酢等をかけて食べるのが一般的な食べ方です。 関東では青ナマコ、 関西では赤ナマコ好むといわれています。 ナマコを煮たあと乾燥させたものを干しナマコ(いりこ)と呼び、中華料理で珍重されています。  又、内臓を塩漬けしたものは「このわた」と呼びます。 このこは卵巣を乾燥させたもので、火で炙って酒の肴にします。

※元来ナマコは「コ」と呼ばれており、生状態のナマコは「生」だから「生コ → ナマコ」と呼ばれるようになったのだそうです。 さらにナマコの腸の塩辛である 「このわた」は、「コ」のワタであるから「コノワタ」と呼ばれ、ナマコの卵巣の干し物である「このこ」は、「コの子」であることに由来しております。

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