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ウニの養殖

養殖ウニ

ウニの養殖

ウニの養殖はごく一部でしか行われておりません。 その理由は、市場規模が小さいからです。 しかし、近年急速に増大しているウニ需要により、将来において養殖は盛んになると予想されています。

養殖技術について

エゾバフンウニ、キタムラサキウニ、アカウニ、バフンウニの養殖についてマニュアルが作成されておりますが、ウニにはまだ未知な部分が多く、本格的な技術確立には至っておりません。  各産地には、北海道立栽培漁業総合センター、佐賀県アカウニ種苗センター等専門に研究する機関があります。

養殖の要所

天然物が品薄になる時期、すなわち禁漁期に出荷できれば、消費者も生産者も助かります。

生殖細胞をいかに増やさず、栄養細胞だけを増やす事ができれば最良です。 産地によっては、身入りの少ないウニを集め、魚肉を与えて短期的に生殖巣を大きくした後、 飼料を海藻に切り替えて品質を良くし、出荷する養殖が行われている所もあります。

今後の技術確立に期待したい所です。

ウニときゃべつ

海藻を食べ荒らすので、駆除の対象となっていたムラサキウニを捕獲し、廃棄野菜(キャベツ等)を餌としたところ、甘みのあるウニへと成長したそうです(神奈川県水産技術センター実施 2017年5月11日付朝日新聞DIGITAL)。

海域によってはウニが増えすぎ、海藻を食べ尽くしてしまう被害が見受けられて問題になっておりました。 ところがそこのウニを採り、割り出してみても生殖巣はほとんど入っていなかったそうです。

そこで同センターが捕獲したウニへ、傷んで商品価値のなくなった野菜を飼料として利用してみたところ、2%だった身入りが最大17%まで成長したそうです(成熟時全体重の20%が平均)。

今後商品化にむけて実証実験を行っているといいます。


雲丹(うに)とは

その他の生態


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